エイコーン フレンズオブオーク ミルトンダフ21年
色:アンバー寄りのゴールド。
香り:フルーティ。花やフレッシュな果物、蜂蜜なんかも感じます。
味わい:ミディアムボディ。
しっとり甘め。上品な蜂蜜様で、よくある過熟のえぐい樽感もなく調和が取れています。麦やジンジャーのニュアンスも。
評価:9点(10点満点中)
ミルトンダフは元々大好きな蒸留所なので、オールドや他のボトラーもちょくちょく飲みますが、ここまで好みに合うのは初めて。
どうやら自分は蜂蜜のニュアンスが強いボトルが好みのようです。
結局、家に帰る道すがらネットで一本購入してしまいました。
さて、ここで蒸留所のご紹介。
ミルトンダフ(Miltonduff)蒸留所は1824年創業。元々は修道院が経営する製粉所で、名前の由来はミルトン=工場のある所+ダフ=当時その土地を所有していたファイフ伯ダフ一族。
現在はペルノリカール社が所有し、バランタインを始め、様々なブレンデッドの原酒として使われています。現行のオフィシャルボトルは存在せず、ボトラーズでお目にかかるのが殆どです。
写真のエイコーン・フレンズオブオークのミルトンダフ21年は46%で、カスクストレングスではなく、加水タイプになります。
ちなみに飲ませていただいたのは、埼玉県草加市のモルトバー、ジョン・オグローツさん。
こちらの好みをぴったりと当ててボトルを選んでくださるセンスと知識は、流石マスター・オブ・ウイスキー※!
(※私も所有するウイスキーコニサー資格認定試験の最上位です。現在5名しかいないとか。)
こちらのバーのレビューも、またその内書かせていただこうかなぁと思います。
【参考文献】